自己紹介
introduction

ディベルティメントは、ゲイとレズビアンの弦楽合奏団です。 弦楽合奏とは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという4種類の弦楽器によるアンサンブルで、 クラシック曲を中心に演奏しているサークルです。 年1回の演奏会を目標に、基本的には隔週日曜の午後、東京都内で練習しています。
現在、活動中のメンバーは40人程度。 年齢層は30代を中心に、20代から50代まで比較的幅の広い構成になっています。 また、遠方(岩手や兵庫など)に住むメンバーもいて、合宿の時や普段の練習など、時間を作っては参加しています。
メンバーの楽器歴は、子供の時からレッスンを受けている人、学生オーケストラ出身者、大人になってから始めた人など様々です。 多少の経験と、合奏に参加したいという意欲のあるゲイ・レズビアンの方なら、どなたでも歓迎しています。 たとえば、弦楽合奏には演奏上、各楽器の人数に適正なバランスがあるのですが、 入団希望者がそのバランス通りに来るわけではないので、ときどき、いびつな編成になっていたりします。
しかし当団は「ゲイ・レズビアンの交流の場」という目的を持つサークルでもあり、演奏面を偏重しないでやってきました。 和やかな雰囲気を保ちつつ、一方で演奏水準を向上できるよう、練習を続けています。 また、これも特徴的なことなのですが、ディベルティメントの活動は、 指揮や楽器の指導・編曲など、多くの外部の方の助けを受けて成り立っています。 ゲイ・レズビアンのつながりあってこそで、とてもありがたいことだと思っています。♪

当団の歴史
our history

楽団の結成は、1994年。 雑誌の文通欄で、「弦楽器をやっている人集まりませんか?」と募集をしたのが始まりです。 最初はいびつな集まり方で、ヴァイオリンがいなくてビオラとチェロだけだったり、 普通の弦楽アンサンブルが成り立たない状態でした。 また、メンバーも少なかったので、広い施設を借りることもできず、メンバーの家に集まって練習したりしていました。
その後、少しずつメンバーも増えはじめ、 結成から4年後の1998年に記念すべき第1回演奏会を開催することができ、 団の名前もその時に決まりました。
ディベルティメントという名称は、イタリア語で「嬉遊曲(きゆうきょく)」という意味で、 モーツァルトやハイドンに代表される18世紀後半の室内楽組曲の一種です。 また、曲の形式だけでなく「楽しい」という意味もあります。♪

弦楽合奏曲とオーケストラ曲について
string ensemble and orchestra

結成以来,弦楽器(ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,コントラバス)だけで演奏してきた当団ですが、メンバー数の増加や、演奏希望もあり、現在では隔年でオーケストラ曲を取り上げています。オーケストラ曲を演奏する際は他の団体などの管楽器・打楽器メンバーと協力し、演奏会を行います。
2008年には、恐らくアジアで初となるLGBTメンバーだけによる交響曲に取り組み、ベートーヴェンの交響曲第五番「運命」を演奏しました。♪

入団を希望される方へ
how to join us

当団では随時入団者を受け付けております。
参加、見学を希望される方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
office@divertimento.jp